夏休みが終わりました。ジャンプ教室の子どもたち、それぞれに宿題を終わらせたようで、なによりでした。
さて、小学校高学年の宿題の一つに課題作文がありました。“社会を明るくする運動”をテーマに作文するというものです。何人かの子どもが「何をどう書いていいかわからん」ときいていきたので、それぞれ2日間ほど時間を取って、子どもたちの話を聞きました。
話の途中途中で「あなたがおもう“明るい社会”ってどんな社会」「どうしたらあなたの思う社会になるかな」「なぜそう思うの」「それは調べてみない」「似たような体験はある」「そのためにあなたはどうするの」などといった質問をして、子どもたちの回答を書きとっていきました。
私は、ちまちまと書くのが苦手なので、A3の紙に大きな字で書きます。それが4、5枚になります。話を聞いていくと、「その言葉いいね!」「素晴らしい!」と感じるキーワードがちょいちょい出てきます。「お主やるな」という感じです。そのワードには二重丸をつけてチェックします。そして、話を聞いた順番に、「こんなこと言ったけどどう?」「この言葉とってもいいと思うよ」などと確認していくと、「そうそう」とか「なんかちがう」と反応します。
そういう作業しながら話の余分なところを削っていくと、「出だし→発問→事実確認や実体験→考察→主張」という大まかな流れが出来上がります。後は本人に委ねます。自分で下書き→清書をして完成です。
このような作業を子どもと一緒にして、強烈に感じたことがあります。それは、「みんな想像以上にいろんなことを感じ取っているし、よく考えている」ということです。これは、「目からうろこ」でした。
残念なのは、ほとばしる思いはあるのに、それを言語化して伝える力が少々弱いことです。言葉や文字としてあらわすことが苦手な子どもたちによりそい、丁寧に丁寧に、彼ら彼女らの思いを言語化、可視化するお手伝いをしていくことがとっても大事だという思いを新にしました。
同時に、子どもたちがぐんと成長していることに驚かされた夏でもありました。
実は法人のウェブサイトに「声」のコーナーを作ろうと、5月6月にかけて、保護者の方の声を募集しました。その中に、「作文を手伝ってほしい」と言ってきた子どもの保護者の方がいらっしゃいました。コーナーはまだできていませんが、いい機会なので、先行してその文章を紹介させていただきたいと思います。もちろん了解は取っています。
子どもに感謝、保護者の皆さんに感謝です。
さて、小学校高学年の宿題の一つに課題作文がありました。“社会を明るくする運動”をテーマに作文するというものです。何人かの子どもが「何をどう書いていいかわからん」ときいていきたので、それぞれ2日間ほど時間を取って、子どもたちの話を聞きました。
話の途中途中で「あなたがおもう“明るい社会”ってどんな社会」「どうしたらあなたの思う社会になるかな」「なぜそう思うの」「それは調べてみない」「似たような体験はある」「そのためにあなたはどうするの」などといった質問をして、子どもたちの回答を書きとっていきました。
私は、ちまちまと書くのが苦手なので、A3の紙に大きな字で書きます。それが4、5枚になります。話を聞いていくと、「その言葉いいね!」「素晴らしい!」と感じるキーワードがちょいちょい出てきます。「お主やるな」という感じです。そのワードには二重丸をつけてチェックします。そして、話を聞いた順番に、「こんなこと言ったけどどう?」「この言葉とってもいいと思うよ」などと確認していくと、「そうそう」とか「なんかちがう」と反応します。
そういう作業しながら話の余分なところを削っていくと、「出だし→発問→事実確認や実体験→考察→主張」という大まかな流れが出来上がります。後は本人に委ねます。自分で下書き→清書をして完成です。
このような作業を子どもと一緒にして、強烈に感じたことがあります。それは、「みんな想像以上にいろんなことを感じ取っているし、よく考えている」ということです。これは、「目からうろこ」でした。
残念なのは、ほとばしる思いはあるのに、それを言語化して伝える力が少々弱いことです。言葉や文字としてあらわすことが苦手な子どもたちによりそい、丁寧に丁寧に、彼ら彼女らの思いを言語化、可視化するお手伝いをしていくことがとっても大事だという思いを新にしました。
同時に、子どもたちがぐんと成長していることに驚かされた夏でもありました。
実は法人のウェブサイトに「声」のコーナーを作ろうと、5月6月にかけて、保護者の方の声を募集しました。その中に、「作文を手伝ってほしい」と言ってきた子どもの保護者の方がいらっしゃいました。コーナーはまだできていませんが、いい機会なので、先行してその文章を紹介させていただきたいと思います。もちろん了解は取っています。
子どもに感謝、保護者の皆さんに感謝です。